本記事では、TBS系列で放送された『水曜日のダウンタウン』内の人気企画である『名探偵津田』の聖地であるロケ地を調査してきましたのでご紹介します。
ロケ地早見表
| シリーズ | 初回放送日 | 番組サブタイトル | ロケ地 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 第1弾 | 2023年1月25日(水) | ペンション連続殺人事件 | 蓼科倶楽部 | 長野県茅野市 |
| 第2弾 | 2023年11月8日(水) | 呪いの手毬唄と招かれざる男 | 戸隠祖山 | 長野県長野市戸隠 |
| 第3弾 | 2024年12月11日(水) | 怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜 | ロッテアライリゾート | 新潟県妙高市 |
| 第4弾 | 2025年12月17日(水) | 電気じかけの罠と100年の祈り | 旧秋元別邸 | 群馬県館林市 |
第1弾「ペンション連続殺人事件」のロケ地
このシリーズのあらすじ
長野県の山奥にある一軒のペンションが舞台。
津田が番組ロケで前泊したその夜、大雨による土砂崩れで道路が寸断。携帯電話も不通となり、外界から完全に孤立した状況が生まれます。警察も来られない極限状態で、ペンション内で殺人事件が発生。
津田はディレクターに促され、困惑しながらも探偵役として犯人捜しを始めます。不審な客を容疑者と見定めるも、その人物が殺害されて事件は振り出しに戻るなど、次々と関係者が犠牲に。次第にドッキリと気づきながらも、津田探偵は逃げ場のない閉鎖空間で真犯人を見つけ出すために奮闘します。
ロケ地:蓼科倶楽部(たてしなくらぶ)


蓼科倶楽部(たてしなくらぶ)は長野県茅野市の森の中に佇むペンションです。
蓼科倶楽部の特徴
- オーナーが手作りする料理が自慢で、自家農園で栽培した無農薬野菜をたっぷり使用した欧風コース料理が提供されます。
- 一部の客室には天窓があり、夜は満天の星空を、朝は爽やかな朝陽を感じられる造りとなっています。
- 館内は木のぬくもりを感じる温かい雰囲気です。
- 総部屋数は約8室と比較的小規模で、アットホームな雰囲気で宿泊客を迎えています
アクセス
〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科高原
新宿から
首都高速4号新宿線から中央自動車道(約2時間50分) → 諏訪I.Cビーナスライン(約30分)→ 蓼科倶楽部
名古屋から
東名高速道路→小牧JCT→中央自動車道(約2時間50分) → 諏訪I.Cビーナスライン(約30分)→ 蓼科倶楽部
新宿から
JR特急スーパーあずさ(約2時間) →茅野駅からタクシー(約50分)→ 蓼科倶楽部
名古屋から
JR特急ワイドビュー→塩尻→しなのJR特急あずさ(約2時間35分) →茅野駅からタクシー(約50分)→ 蓼科倶楽部
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たんち津田探偵は「何で風呂ないねん」と不満げでしたが、実際には24時間入浴可能な貸切風呂の設備があります
第2弾「呪いの手毬唄と招かれざる男」のロケ地
このシリーズのあらすじ
シリーズ第2弾は、長野県の山奥に位置する「信州・戸隠(とがくし)」の小さな村が舞台となりました。津田さんは番組のロケでこの村を訪れますが、到着早々、村長が殺害される事件に遭遇します。村に伝わる不気味な「たぬきの手毬唄」になぞらえた連続殺人事件へと発展し、津田は再び探偵役として捜査を開始。今回は村長の娘(演:森山未唯)が助手として同行します。物語の最大の特徴は、同時刻に東京でも別の殺人事件が発生し、それを解決したみなみかわが第2の探偵として村へ合流する「ダブル探偵」の展開です。ロケ地となった村全体が、古くからの因習やリゾート開発を巡る対立といったミステリー特有の重苦しい雰囲気を醸し出しており、前作のペンションとの舞台から、村の舞台へスケールアップしたことで、より複雑で壮大なドッキリが繰り広げられました。
ロケ地:長野県長野市戸隠祖山(とがくしそやま)
戸隠祖山(とがくしそやま)は、長野県長野市戸隠にある地名で、戸隠信仰の中心地の一つであり、戸隠神社(特に奥社や九頭龍社、火之御子社)の境内や周辺地域を指し、水神の九頭龍が祀られ、神話(天照大神が隠れた岩戸が飛来した)と深く結びつく霊験あらたかな山岳信仰の地です。


戸隠祖山の特徴
- 戸隠神社の門前町から少し離れた場所に位置し、戸隠連峰の裾野に広がる静かな山村の昔ながらの日本の原風景が残る地域です。
- 祖山を含む戸隠エリア全体が、日本三大そばの一つ「戸隠そば」の聖地であり、観光地としての顔も持っています。



過疎化が進む山あいの集落であり、番組内では「村人全員が怪しい」という閉鎖的で独特な緊張感を演出するのに一役買いました。
アクセス
「名探偵津田」第2弾の舞台となった長野県長野市戸隠祖山(とがくしそやま)地区へのアクセス方法は以下の通りです。
- 上信越自動車道 信濃町ICから 県道36号線(信濃信州新線)を経由して約30分。
- 上信越自動車道 長野ICから 国道406号線や県道を経由して約1時間。山道が続くため、運転には注意が必要です。
- JR長野駅から アルピコ交通バス「戸隠線」に乗車し、「祖山(そやま)」バス停で下車。 ※長野駅(善光寺口)から所要時間は約1時間10分〜1時間半ほどです。
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祖山地区は、戸隠神社などで有名な観光エリアからは少し離れた場所にあります。バスの本数は非常に限られているため、聖地巡礼の際は事前に時刻表をしっかり確認するか、レンタカー等の車を利用するのが最もスムーズです。
第3弾「怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜」のロケ地
このシリーズのあらすじ
シリーズ第3弾の舞台は、新潟県の広大な敷地を誇る豪華リゾートホテルでした。
番組収録の仕事でホテルを訪れた津田さんは、そこで「怪盗」から届いた予告状を巡る騒動に巻き込まれます。歌姫の命が狙われるという緊迫した状況の中、予告通りに殺人事件が発生。
津田さんは三度、探偵として事件解決に乗り出すことになります。今作ではこれまでのペンションや村ミステリーから一転、リゾートホテルの圧倒的なスケール感から繰り広げられるスタイリッシュな現代劇へと雰囲気が変わり、謎解きが展開されました。
ロケ地:新潟県ロッテアライリゾート


新潟県ロッテアライリゾートは毛無山(おおけなしやま)の地形を活かした広大なスキー場を併設しており、世界中のスキーヤー・スノーボーダーが集まる国際的なリゾート地です。
ロッテアライリゾートの特徴
- 広大な敷地に複数のホテル棟、レストラン、スパ、プールなどが点在。内装は欧州の貴族の館を彷彿とさせるラグジュアリー。冬のスノーアクティビティだけでなく、夏はジップラインやツリーアドベンチャーが楽しめる通年型リゾートです。
- 地下深くから湧き出る天然温泉「星空の温泉」や、地元の食材を活かした多彩なレストランがあり、聖地巡礼の宿泊先としても非常に高い人気を誇ります。
アクセス
〒944-0062 新潟県妙高市両善寺1966
新潟県妙高市にあるロッテアライリゾートへのアクセス方法は以下の通りです。
北陸新幹線「上越妙高駅」から 駅から無料のシャトルバス(予約制)が出ており、約30分で到着します。
- 上信越自動車道「新井スマートIC」から インターチェンジを降りてから約7分(約7.6km)。
- 上信越自動車道「中郷IC」から インターチェンジから約15分。
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第4弾「電気じかけの罠と100年の祈り」のロケ地
このシリーズのあらすじ
シリーズ第4弾の舞台は、歴史ある洋館で少し奇妙な雰囲気の漂う施設です。今回の事件は、番組内の対決企画「電気イスゲーム」の最中に発生します。津田と劇団ひとりの対戦中最中に突然、劇団ひとりが椅子から床に倒れて息絶えているという衝撃的な展開から幕を開けます。そこから津田探偵として物語が幕を開けます…
ロケ地:旧秋元別邸


旧秋元別邸の特徴
旧秋元別邸は群馬県館林市に建てられた旧館林藩主・秋元家の別邸です
- 明治末期から大正初期にかけて建てられた、旧館林藩主・秋元家の別邸です。100年以上の歴史を持ち、当時の華族の暮らしを今に伝える貴重な建物です。
- 歴史的・文化的な価値が認められており、日本遺産の一部として登録されています。
- 木造平屋建ての日本家屋(和館)と、昭和初期に東京から移築された洋風建築(洋館)が一つに繋がっているのが最大の特徴です。
- 近代館林において、実業界の饗宴や花見会が催される社交場(迎賓館)として機能していました。
- 「つつじが岡第二公園」内に位置し、春のツツジや初夏の花菖蒲など、四季折々の花々に囲まれた美しい庭園(富春園)を楽しめます。
アクセス
〒374-0019 群馬県館林市尾曳町8−1
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日本遺産がロケ地とはさすか水曜日のダウンタウン!



